アルケマは、バッテリー事業のバリューチェーンへの投資を継続しており、フランスのオーヴェルニュ=ローヌ=アルプ地域圏、ウラン=ピエール=ベニットにあるグローバル・バッテリー研究開発拠点に1,000万ユーロを投じる拡張プロジェクトを発表しました。
この投資は、バッテリーのバリューチェーン全体を網羅するグローバルな研究開発拠点ネットワークを通じて、バッテリー向け先端材料の研究能力を継続的に強化するという、アルケマの戦略を反映したものです。
2025年9月にノルマンディーに ドライ電極製造に特化した研究所 を開設したほか、アジアおよび北アメリカで複数の投資を実施してきました。今回の拡張により、フランスで培った専門知識と、中国、韓国、日本、米国にあるアルケマの研究拠点の専門知識を融合した、充実したグローバル研究開発ネットワークがさらに強化されます。この国際的な体制を活かし、アルケマは次世代バッテリーの技術面および産業面の課題に対応する革新的なソリューションの開発を加速しています。
ローヌ=アルプ研究センター (英語) の中核に位置するバッテリー研究開発拠点は、新たな発展段階を迎えています。その施設面積は3倍に拡張されるとともに、研究インフラも最新化され、特に研究開発活動のデジタル化が大幅に推進されます。今回の拡張により、 現在のバッテリーと開発中の次世代バッテリーの双方に向けた先端材料の開発 (英語) において、アルケマのグローバルな中核拠点として、このフランスの研究開発拠点が果たす役割がさらに強化されます。
今回のプロジェクトにより、アルケマの研究開発チームは、電池セルメーカーの将来の生産規格を見据えた研究開発を進めるとともに、アルケマの先端材料の製造プロセスへの導入を加速することが可能になります。顧客の製造条件を再現することで、研究者は実用化における制約をより的確に予測し、エネルギー密度の向上、充電時間の短縮、安全性の向上を実現する、より高性能なバッテリーの開発に貢献することができます。
今回の投資は、急速に進化するバッテリー市場を支えるというアルケマの目標において、大きな節目となるものです。フランスのバッテリー研究開発拠点を強化することで、当社のグローバルネットワークとチームに最先端の設備を整え、お客様との緊密な連携のもと、未来のバッテリーの性能向上に貢献する材料の開発を可能にします。
本プロジェクトは、フランスの研究開発税額控除(Crédit d’Impôt Recherche)および「フランス2030」プログラムに基づくフランス政府の支援により実現しました。
