持続可能なトウゴマ栽培プログラムPragatiの創立メンバーであるアルケマ、BASF、Jayant Agro-Organics、および当プログラムの現地における実施パートナーであるSolidaridadは、プログラム5年目の監査・認定を終了しその成果を発表しました。
Pragatiプロジェクトは、世界最大のトウゴマ生産地であるインドのグジャラート州において、1,000以上のトウゴマ農家で行ったベースライン調査に基づき2016年5月に発足しました。
このプロジェクトの目標は、次の方法で持続可能なトウゴマの生産を可能にすることです:
- 適切な農業手法を導入し収穫高と農家収入の向上を目指す
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水資源を効率的に利用し、土壌の肥沃度を維持する
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適切な廃棄物管理慣行の採用を推進する
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より良い健康と安全の実践を可能にし、人権を尊重する
最初の3年間の第1期プロジェクトを無事に終了した後、創立メンバーは2019年後半からさらに3年間の第2期プロジェクトを継続しました。
そして2020年12月、メンバーはこれまでのプロジェクトの成果を発表しました:
- 5,800人を超える農家がトレーニング、監査、認定を受け、5年目には27%の増加
- これまでに36,000トンの認証されたトウゴマの種子が収穫され、5年目には50%の増加
- 2020年、2021年に現地の地方自治体が発表したトウゴマの収穫高に比べて35%以上増加
- 13,300ヘクタールを超える農地を、環境社会基準のための持続可能なトウゴマ栽培の規約 SuCCESS (ww.castorsuccess.org) に従って耕作
- 約6,300の安全キットと作物保護製品の保管ボックスを無償配布
- 水の利用状況をモニターする実演農地で、水の消費量を約35%削減
- 現在、北グジャラート州にある69以上の村のトウゴマ農家がプログラムに参加
アルケマは、この素晴らしいプロジェクトへの貢献を誇りとしています。
Pragatiは、ヒンディー語で「進歩」及び「発展」を意味します。