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持続可能なトウゴマ栽培プログラムPragatiの創立メンバーであるアルケマ、BASF、Jayant Agro-Organics、および実施パートナーであるSolidaridadは、プログラム4年目の監査・認定を終了し成果を発表しました。

Pragatiプロジェクトは、世界最大のトウゴマ生産地であるインドのグジャラート州において、1,000以上のトウゴマ農家で行ったベースライン調査に基づき2016年5月に発足しました。このプロジェクトの目標は、以下のような方法で持続可能なトウゴマ作物の生産を可能にすることです:

  • トウゴマの収穫量と農家所得を向上させるために最善の慣行農法の実施
  • 水資源の効率的な利用と土壌肥沃度の維持
  • 適切な廃棄物管理方法の採用を推進
  • より良い安全衛生慣行の実現と人権の尊重

最初の3年間の第1期プロジェクトを無事に終了した後、創立メンバーは2019年後半からさらに3年間の第2期プロジェクトを継続することを発表しました。

そして2020年12月、メンバーはこれまでのプロジェクトの成果を発表しました:

  • 4,500人を超える農家がトレーニング、監査、認定を受け、4年間に45%増加
  • 24,000トンの認証されたトウゴマの種子が収穫され、4年間に70%増加
  • 2019年、2020年に現地の地方自治体が発表したトウゴマの収穫高に比べて、Pragatiプロジェクトでの収穫高は50%以上増加
  • SuCCESS (環境社会基準のための持続可能なトウゴマ栽培の規約、www.castorsuccess.orgを参照) に従って、8,700ヘクタールを超える農地が耕作され、 4年間で71%増加
  • 12,000時間以上の学科講習を実施
  • 約5,000の安全キットと作物保護製品の保管ボックスを無償配布
  • 水の利用状況をモニターする実演農地で、水の消費量を約19%削減
  • 現在、北グジャラート州にある69以上の村のトウゴマ農家がプログラムに参加
  • エンドユーザーの認知と関与を深めるべく、2020年初めにカスタマー・イベントが開催され、トウゴマ農家、取引市場、トウゴマ加工施設を見学するガイド付きツアーを行いました。今後、渡航制限が緩和されたら、2回目のイベント開催を計画する予定です。 

アルケマは、この素晴らしいプロジェクトへの貢献を誇りとしています。
Pragatiは、ヒンディー語で「進歩」及び「発展」を意味します。

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