すべてのウェブサイト

アルケマは、エポキシ事業を農産品および関連サービスを提供するカーギル社へ売却することを発表しました。このプロジェクトにより、アルケマは主要事業におけるポートフォリオの再構成を進めていきます。

アルケマは、ブルーミング・プレーリー (米国ミネソタ州) でバイオベースの特殊エポキシ材料を製造しており、潤滑剤、プラスチック添加剤、その他の様々な用途の製造において添加剤や中間体として使用されています。この事業の売上高は約4,000万US米ドルで従業員は約45人、アルケマの過酸化水素事業部門に属していますが、グループの他の事業部門との統合には限界があります。

よって、バイオベース製品のグローバルプレーヤーであるカーギルの傘下に入ることにより、この高品質な製品のビジネスは、産業市場で新たな成長の可能性を寄与する米国グループの企業規模と開発戦略の恩恵を受けることができます。

この事業譲渡の売却額は3,880万USドルで、過去のEBITDAの約10倍にあたります。

取引は2021年の第4四半期に完了する予定です。

Top