「最高の企業」への
原動力となるCSR戦略
イノベーションが推進する持続可能なソリューション
持続可能な開発ソリューションは、アルケマのイノベーション方針と製品群の改良において中心的な役割を果たします。
継続的なスキル開発、注力する研究領域の決定、組織構造と革新的なプロセスを通じてパートナーと協力し、現在および将来の社会的課題に対応するソリューションの開発に取り組んでいます。この精神に基づき、アルケマは国連の持続可能な開発目標 (SDGs) に貢献しています。
アルケマグループは、顧客とパートナーの満足度を高め、信頼を育むことを第一の目的として、継続的な対話とオペレーショナルエクセレンスに取り組んでいます。
責任ある企業行動の管理
アルケマの目標は、安全管理において化学物質および材料メーカーをリードする企業となることです。職場の安全衛生方針は、リスク予防、管理ガイドライン、安全基準に基づいています。また、アルケマグループは、人々の健康や安全、環境が自社製品によって影響を受けないよう配慮し、 製品設計の段階でこれらの側面を考慮しています。
アルケマは、気候とその事業活動による環境フットプリントの削減に取り組んでいます。 アルケマグループは、エネルギーや水など資源の消費量削減、活動に伴う排出量削減、再生可能資源利用の開発、循環経済の促進に取り組んでいます。
アルケマグループは、倫理、誠実さ、コンプライアンスに関する原則と規則を尊重して事業を遂行することを重視しています。 したがって、アルケマは、一般的な法律、規制および最良のビジネス慣行を遵守し、産業パートナーやビジネスパートナーを選ぶ際には、社会的取り組みを尊重するパートナーを優先します。
ステークホルダーとのオープンな対話と緊密な関係
社内外のステークホルダーとのオープンな対話は、アルケマの社会政策の基礎です。
アルケマグループは、人権と基本的自由を遵守し、それらを事業活動の中心に据えています。
従業員の個人的および集団的な成長を促進します。アルケマのグローバル人事方針は、スキルの開発と多様性の促進に重点を置いています。アルケマは、共通の価値を生み出す責任あるバリューチェーンの構築を目的として、顧客、サプライヤー、パートナーとのオープンな対話に努めています。
アルケマ拠点の近隣コミュニティを対象にした Common Ground®の取り組みにより、信頼と開放性に基づいた長期的な関係を築いています。
「日々観測される緊急、そして重大な環境的および社会的課題に直面する世界において、これまで以上に材料科学における専門知識とイノベーションを活用し、より持続可能な世界への移行にむけて貢献することが、企業としての私たちの使命です。」
レスポンシブル・ケア®
CSR戦略の2つの基準
アルケマ グループは、創設以来レスポンシブル・ケア®プログラムに取り組んでおり、2006年のレスポンシブル・ケア®世界憲章への署名によって責任ある企業のビジョンを示し、2014年12月に改訂されたRC世界憲章にあらためて署名しました。
ICCA の後援のもとに立ち上げられたこの世界憲章は、安全性の向上、健康、環境保護に取り組む化学業界によって支援されており、化学企業は化学製品安全管理に努めることによってレスポンシブル・ケア®活動を推進します。
グローバルコンパクト
アルケマは、人権の保護、不当な労働の排除、環境への対応、そして腐敗の防止などの問題に関する国連グローバル・コンパクトの10原則を支持しています。
アルケマグループ内のCSRガバナンス
アルケマの事業における社会、環境、ビジネスの側面が常にステークホルダーの利益となるようなマネジメントを保証するため、アルケマグループのCSRへの取り組みは会長兼最高経営責任者および執行委員会によって主導されています。
2021年に設立されたイノベーションと持続可能な成長委員会は取締役会に併設されており、環境課題と持続可能な成長に対するアルケマのイノベーションと戦略の貢献を評価する責任を負っています。
野心的なCSRアプローチを実現するために、アルケマグループは製品安全・環境部門と持続可能な開発チームからなる部門を創設しました。この部門は、執行委員会のメンバーであるインダストリー・CSR担当副社長に直属しています。
さらに、インダストリー担当副社長が委員長を務め、人事・コミュニケーション担当副社長やさまざまな部門の取締役が含まれるCSR運営委員会が行動計画を提案し、CSR方針の一環として実施される世界的な活動を監督します。
監査および会計委員会は、アルケマ グループのCSRアプローチが財務外の規制要件に適合していることを保証します。
アルケマの年次報告書に記載されているすべての指標は、独立した第三者機関により適切な認証を受けています。